本日発売日 「諏訪緑ファンタジー短編集1 紀信」です

ヤマダトモコさま、過分なお言葉感謝いたします

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「紀信」に収録されている「邪論の極意」のワンシーンです ↓

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諸葛孔明のもとに、魏国からスカウトマンがやってきます

我が国の軍師になってくれ・・と

しかし、孔明は拒否「自分は戦いたくないのだ」と

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スカウトマンいわく

「甘い美しい夢だ

だが現実は?われわれは生きているというだけで戦っているのではありませんか?食べることしかり

戦うよう宿命づけられているなら 勝つことがすなわち生きることだと思いませんか?

平和などは 生きる能力も努力もない 負け犬の自己防衛の手段にすぎぬ」

(この辺りを読むと いつも「ジャングル大帝レオ」を思い出します。レオも弱肉強食のジャングルで、どうにかして動物を食べずに共存していくことはできないかと悩んでいたんですよね・・。そして作ったのが虫を食べるレストラン!

当然、草食獣は大歓迎。でも肉食獣たちは猛反発。

虫を食べるレストランを作る・・という発想にすごくびっくりした思い出があります)

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孔明は答えて

「甘かろうが、辛かろうが 時代に取り込まれているにも気づかぬ 大まぬけよりましじゃ

野心礼賛に踊らされ 人を踏みつけにし続けてみよ

今に人がいなくなるぞ」

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「否!人がおまえのような足の裏にふみつぶされて たまるか!!」

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そこへあらわれる黄承彦先生

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戦乱は、人口増加が原因であり、貧困をなくするべく

自分は農改革をしているのだ・・と語る先生

(この辺りを書いたのは、調べていた資料の中に

中国の歴史で、戦乱時期の前には必ず人口増加(=貧困層の拡大)時期がある・・という記述があったからです。)

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「どんな人間も 時代の持ち駒じゃ 野心家たちも

時を嘆く傍観者も  そして

どうにかしたいという願いがふたつ ここにあることも」

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諭される孔明だった・・

 

諸葛孔明を評価する言葉はいろいろあります

「天才軍師」「赤壁の戦いの立役者」「三国時代の一方を支えた丞相」などなど・・

私が、孔明の評価で一番好きなのは

劉備の子・劉禅が孔明に言った言葉です

「君は文武の才をかねそなえ 叡智と誠実さを有し

絶えた家 衰えた国家を復興するため 力を尽くしてこられた

だが その志は 動乱を鎮めることにあったこと わたしはよく知っている」

 

動乱を鎮めたかったのだと思うんですよね・・

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