女王(リカ?)の憂鬱

 

「ハロー、リカよ・・・ふふ、今日は湿原の方に来たのよ」

「こんにちは、あっちゃんです、えへ~

今、お父さんからおやつをもらおうとしてます~えへ~どきどき」

037

 

 

「ス・・スタンバイオーケーです~えへ~」

(わたしの足の下からもらおうってのね?^^;)

039

 

「お父さん、リカに先に・・・・・あ・・・・ふふ」

「あ~、お父さんが、あっちゃんに先にくれたです~

えへ~えへ~えへ~」

038

 

 

「おとうさん、どういうことかしら?・・・・ふふ

リカの、毎日の態度に、落ち度があったかしら?・・・ふふ」

015

 

「ねえ、お返事してよ・・・・ふふ」

「えへ~、お父さんは、あっちゃんが好きになったです~

おとうさん、あっちゃんにもう一個くださいです~えへ~」

016

 

「あ~!ほら、やっぱり、おとうさんは、あっちゃんに先ににくれたです~

うれしいです~えへ~」

「・・・・・・・・・・」

017

 

「生き生きとして、堂々としている、あっちゃんです~えへ~」

「・・・・・・・・・・」

018

 

 

「女王は孤独なものなのよ・・・・・ふふ

ちょっとだけ、お蝶夫人の気持がわかったわ・・・ふふ」

041

 

「お蝶夫人ってだれですか~えへ~」

「ひろみを育てるために、あえて、対抗馬のような立ち位置で、

ひろみの成長を見守った、女王のように誇り高い人なのよ・・・・ふふ」

001

 

 

「・・・・・リカと、お蝶夫人は、毛が多いところ以外、特に似てないと思うです~えへ~」

「なによ・・・!ふふ・・・」

002

 

 

「木々のはっぱがきれいに色づいてるです~えへ~」

008

 

 

「継子の尻拭いも、実がついてたわ・・・・・

ああ、いいえ、リカの金平糖だったわね、この子の名前は・・・・ふふ」

020

 

「キクイモさんも枯れ始めていたです~えへ~」

034

 

「湿原の女王といえば、ハマナスさんです~えへ~

もう、実も終わってるのに、最後のつぼみを、つ~んと立ち上げていたです~

気高いですね~えへ~」

044

 

「おとうさん・・・・・本当のことを言って・・・・ふふ

あっちゃんを、おとうさんになつかせるために、

おやつを先にあげてるのよね・・・?

・・・・・リカがキライだからじゃないわよね・・・・?」

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